前回の投稿で、ほぼ丸一日休みを消費してのリニューアルオープン病院の見学会に終わってしまった切ない記事を書いた。
僕は家に帰ってからも「できる限り速やかにリウマチ専門の医師にかかり、一日でも早く治療を開始しなければならない」とインターネットで見つけた記事が頭から離れず、翌日、近所の中規模病院の「I病院」にでかけた。
前もって電話でリウマチのことを確認すると、ラッキーなことにちょうど今日がそのリウマチを診てくれる内科医の先生の日らしい。
ここもやはり予約制なのだが、事情を説明し、空いた時間に診ていただけるとの確認を得て、早速歩いて病院まででかけた。
受付で事情を話すとこれまたラッキーなことに、予約をキャンセルした患者がいるので、それほど待たずに診察をしていただけるらしい。
30分もしないうちに名前を呼ばれ、昨日と同じように、自分ではリウマチではないかと思って心配している旨を告げた。
レントゲン撮影と採血を行い、手や膝の関節の触診をした。
医師が言うには、「血液検査の結果を見てからでないと断定はできないが、これは恐らくリウマチの可能性がかなり高い」とのことだった。
僕はかなりがっかりしたが、3日後の血液検査の結果を待つこととし、一縷の望みにかけて、鎮痛剤と胃薬をもらって家に帰った。
その日は朝から膝も肩も指もかなり痛かった。
さて3日後。
予約の時間にI病院に行くと、早速先生に呼ばれた。
血液検査の結果は、
リウマトイド因子 77 IU/ML (基準値 0-15) H
抗CCP抗体定量 72.9 U/ML (基準値 0-4.4) H
MMP-3 63.4 NG/ML (基準値36.9-121.0) 基準値内
というものだった。
ここで、関節リウマチという確定診断が出た。
関節リウマチの治療はまず始めに「リウマトレックス」という飲み薬から始まることと、検査結果の値は決して良好なものではないため、長期に渡っての治療を覚悟してほしいことを言われた。
一方で、現在の医学では関節リウマチの原因は不明だが、しかし近年、例えば10年、15年前に比べて薬が飛躍的に素晴らしくなり、問題なく日常生活を送っている患者も世の中にはたくさんいる。過度に悲観する必要は全く無い、と心強い言葉もいただけた。
よし、リウマトレックスか。
はじめて聞いた薬だけど、今日から希望をもって頑張るぞ!
しかし医師は言った。
「腎臓の値をもう一度採血検査しましょう。リウマトレックスはそれからということで」
さらには、
「僕は明日から2週間の休みに入ってしまうから、次の予約は15日後の◯日でいかがですか」
と続けた。
………。
僕は愕然とした。
前回採血したときに、「リウマチの可能性が高い」って、先生言ってたじゃない…
だったらなぜ、リウマトレックスを処方することを視野に入れて、その時に腎臓の値も検査しなかったんだろう…
そうすれば、僕は今日リウマトレックスをもらって治療を開始できたんじゃないの…?
そんなわけで、僕は15日後にもう一度くるようにと言われ、ロキソニンと胃薬が書かれた処方箋をもらった。
次の予約までの約2週間の間、どんなに不安だろうが痛みが出ようが、他の医師では痛み止めの処方しかしてもらえないことも確認した。
大切なことだからもう一度言うが、「できる限り速やかにリウマチ専門の医師にかかり、一日でも早く治療を開始しなければならない」とインターネットで見つけた記事が頭から離れないのだ。
僕は家に帰ると処方箋はそのままゴミ箱に入れ、I病院に電話をかけ、やはり都合がつかなかったと言って15日後の予約はキャンセルしてもらった。
「通いやすい」という通院条件はもう諦め、隣の県庁所在地で「リウマチ科」を検索した。
